宮城まるごとフェスティバルの簡易書留の出し方
簡易書留という言葉は聞いたことがあっても、利用したことがないという方も多いのではないでしょうか。
いざ簡易書留を利用したいと思ったときに出し方を間違えたり手間がかかってしまうことも考えられます。
そこで簡易書留の書き方や出し方、一般郵便との違いなど、簡易書留に関する基本知識をご紹介します。
大事な書類を送るために使われることが多い簡易書留、期限までに確実に送れるようにしましょう。
簡易書留とは?
簡易書留とは、送り先へ届けたことが証明される郵便物のことです。郵便物を引き受けてから配達が完了するまでの過程が記録されており、追跡機能もついています。
相手に郵便物が届いたかどうか、今どのあたりに郵便物があるのか、知りたいときに追跡機能によって郵便物の現状を確認することができます。
万が一郵便物が届かなかった場合は実損額のうち最大5万円までが保証されるので、もしものときも安心です。
配達の際はポストに投函されるのではなく郵便配達員によって直接手渡しされるなど、厳重に管理されています。
そのため受験のための願書や新幹線のチケットのように紛失したら困ってしまう大事な書類の受け渡しによく利用されます。
一般書留との違いは?
簡易書留よりも更に重要な書類を送る場合に使用される一般書留。郵便物を引き受けてから中継局を含めて全ての過程が記録されます。
保証額は最大で500万円まで設定することができ、保証額によって料金が変わってきます。
簡易書留の書き方
簡易書留の書き方をご紹介します。
・普通郵便と同じように、封筒に送り先の住所と宛名を記入。
・封筒の左下に『簡易書留』と赤字で記入。
・封筒の裏面に差出人の住所と氏名を記入。
このように『簡易書留』と赤字で記入すること以外、普通郵便との大きな違いはありません。赤ペンを持っていなかったり、時間がない場合は『簡易書留』と書かずに郵便局に持ち込んでも大丈夫です。簡易書留である旨を伝えると『簡易書留』とのスタンプを押してもらえます。郵便局での手続き時間を短縮したい場合は、自分で『簡易書留』と書いておくことをおすすめします。また使用する封筒のサイズに決まりはないので、書類が入る大きさのものを選んでください。
簡易書留の出し方
封筒に必要事項を記入したら、郵便局へ持ち込みましょう。2016年までは、『書留・特定記録郵便物等差出票』という用紙を記入しなければいけなかった簡易書留。現在はその必要がなくなり、簡易書留の出し方が簡単になりました。
2016年までのように用紙を記入する必要がないので、「簡易書留でお願いします」と伝えるだけで対応してもらえますよ。
簡易書留はポストやコンビニでも出せる?
簡易書留は、ポストやコンビニで出すことはできません。
正しく書いたものをポストに投函したとしても簡易書留とは認められず、普通郵便と同じ扱いになってしまいます。
コンビニに封筒を持って行っても、受け付けてもらえません。簡易書留を出す際は、郵便局の窓口に持込み、簡易書留として処理してもらうようにしましょう。
簡易書留は何日で届く?
簡易書留は相手に届くまでどれぐらいの日数が必要なのでしょうか?簡易書留は通常、郵送手続きをしてから通常2~3日で届きます。
差出人と送り先の地域や天候によって左右されることもあるので、あくまでも目安です。遅れてはいけない大事な書類は、日にちに余裕を持って早めに送るようにしましょう。
簡易書留は速達で送れる?
大事な書類を送ることが多い簡易書留なので、期限に間に合うように急いで送りたいときもありますよね。
そんなときには簡易書留は速達でも送ることができるので、活用してみてください。ただし速達の場合は速達料金が別途かかるので注意が必要です。
簡易書留は土日祝でも配達される
土日を挟むと配達が遅くなってしまう普通郵便対して、簡易書留は土曜・日曜・祝日でも配達されます。
ゆうゆう窓口のある郵便局であれば、休日や夜間でも簡易書留を受け付けてもらえます。
ゆうゆう窓口はすべての郵便局に設置されているわけではなく、地域の中でも大きな一部の郵便局に限られます。郵便局の公式サイトから、ゆうゆう窓口がある郵便局を調べることができるので活用してみてください。
簡易書留の料金
簡易書留料金は一律で310円です。しかし郵便物の重さや大きさによって実際に支払う料金は変わってきます。
重い郵便物や大きい郵便物を簡易書留で送りたいときには、現金に余裕を持って行くようにしましょう。
切手で支払える?
簡易書留は普通郵便と同じように、切手で料金を支払うこともできます。家に余っている切手や、年賀状のくじで当選した切手シートなどで支払うことができます。
現金を使わずに払うことができるのでお得感もありますよね。頻繁に切手を使わないため家に切手が余っているという方はぜひ試してみてください。
まとめ
簡易書留は送り先に確実に届けられたことが証明される郵便物のことであり、受験のための願書や新幹線のチケットなど、大事な書類を送る際によく使われています。
簡易書留には追跡機能がついており、配達員から送り先に直接手渡しで届けられるなど厳重に管理されていることがわかりました。
ポストやコンビニでは送ることができませんが、土曜・日曜・祝日でも配達してもらえたり速達で送ることができるなど便利な簡易書留。大事な書類を送る際は、書き方や出し方を間違えることのないようにしましょう。